おはようございます、毒コーチです
変なこだわりに振り回されてます
今日もくだらない話、くだばな
岡ちゃん、高いよ・・・
確定申告の時期ですね・・・毎年、面倒くさい
コツコツやらないからレシート・領収書の山と格闘するこの時期
でも整理してみるといろんな気づきもある
今年度、毒コーチが書籍の購入に使った費用は47,800円でした。
読まなくなったのでメルカリで売った金額は20,000円ぐらいでした。
サッカークリニックの定期購読など1か月でだいたい4,000円程度、果たしてこれが高いのか?安いのか?身になってるのか?なってないのか?
本にもお金がかかるなぁ・・・と考えてたそんな時、毒コーチが見つけたのがこの本
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この本、なんと1冊3,500円!!
大きめの本で全294ページのそこそこのボリュームがあるんやけど、サッカー関連の書籍としてはトップクラスの価格
3回カートに入れるまで行ってスルーしたけど、こないだようやく購入しました。
毒コーチにとってこの本、3,500円の価値は・・・・・
「あると思います」
岡田メソッド
大阪が誇る日本の名将「岡ちゃん」、いろんなことを言う人もおるけど国内リーグの優勝3回(J1 2回、J2 1回)、ワールドカップベスト16
日本サッカー殿堂入りしてる間違いない名将
今は指導者からは退いて、FC今治の運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」代表取締役
そんな、どんな?岡田氏が書かれたジュニアからユース年代までの指導について書かれたのが「岡田メソッドーー自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系」
帯には大層に「秘伝の原則集」って書いてある・・・
でもこれが大層ではなくて、読む人によってはホンマにありがたい秘伝の原則集になる可能性がある
めまぐるしく変わるサッカーの状況、同じようなプレーに見えるけど実は違う
あの時はそれでいいけど、今は違う、さっきは違ったけど、今はそう
無限に生まれる「状況」を説明していても一向に前には進まない
その都度、その都度、状況に合わせて指導していたら
選手は指示を待つようになる「プレーの度に指導者の顔を確認するような」
いつまで経っても自立しない
育成の大きな目標の1つに「自立した選手を育てる」があるが、自立して欲しいと思いながら、自立できない選手を作りだしてしまうことになる。
子育てと一緒
「岡田メソッド」ではサッカーのプレーモデルを4つの原則に分けて整理してる
1)共通原則
サッカーにおいて攻守の大前提となるプレーの目的や仕組み
例えば攻撃の原則 ①ゴールを奪う ②ボールを前進させシュートチャンスを作る ③攻撃権を失わないようにボールを保持する
2)一般原則
チームとしてプレーするための基本となる原則
3)個人とグループの原則
個人とグループがどのようにプレーするのがよいかを整理した原則
4)専門原則
サッカーの戦術的要素を含んだ原則
私が教わった原理原則とは言葉が違ったりすることがありましたが、原理原則がより深く、ホントに深く書かれています。
さらには、ゲーム分析、チームのマネージメント、コーチングにも触れて書かれているので、
少年団で指導を始めました~30年指導やってますまで、どんな指導者が読んでも勉強になるんじゃないかと思う1冊です。
この本をメルカリで売ることが不可能になるレベルまで書き込んで勉強すれば、怒鳴り散らすけどだけの無駄なコーチングは卒業できると思います
3,500円!無駄じゃないと思うよ!ここ5年で1番おすすめの1冊です
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